2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.3-後半 本気のサラワット~
タイのBLドラマ、「2gether The Series」 エピソード3後半のネタバレです。
サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。
2周以上見た方は一緒に萌えましょう♪
2周目なので、すでにサラワットの気持ちを知っている前提で見ていきます。
エピソード2はこちらから
エビソード3前半はこちら
では、エビソード3後半スタート~!
サラワットの部屋を訪ねたあと。
タインが大学に行くと、なぜか女子学生の視線が冷たい。
仲間たちに訊くと、音楽部の部長がアップした動画で騒然となっているという。
「なぜタインがサラワットの部屋で一緒にいるのか!?」と。
サラワットの親友でさえ部屋に入れないのに。
でもいい効果もあって、グリーンがまったくちょっかいをかけてこないのだ。さすがはサラワット効果とご満悦のタインでした。
サラワットにとって、タインは特別な存在なんですね。それを動画にアップすることで、外堀を埋め。どんどん二人の仲を本物にしようという作戦です。
放課後、チアリーディングの練習をしていると、サラワットがやってきた。
当然先輩もファンなので、一時休憩となる。
サッカーのユニフォームを着ているサラワット。初お目見え。
練習がキツイからお前を理由に抜け出してきたとサラワット。
タインは先輩方に頼まれて、サラワットに質問攻め。
サラワットの顔が小さすぎて、遠近感がおかしくなってる…。
T「ロックとジャズどっちが好き?」
S「ジャズ」
T「映画かドラマか」
S「ドラマ。特に昼メロ」
T「音楽か絵画か」
S「絵画」
T「おしまい!うそつき。お前は絶対音楽を選ぶだろ」
S「嫌いな方を答えたんだ」
T「“好きな”方を訊いたんだ!」
まぬけ!と言われても我関せずのサラワット。他人に好かれても、タインが好きになってくれないと意味がないのです。
T「じゃあ、俺と昼メロのどっちか選べるか?」
S「お前を選ぶ」
T「え~、昼メロより俺の方が嫌いなのかよ」
S「その質問には好きな方を答えた」
じーーーっ。
ドギマギ。そしてサラワットはさっさと練習に戻るのでした。
別の日。タインが音楽部に向かっていると、ヤモリが鳴いた。嫌な予感…。
部室に着くとサラワットがタインの様子にすぐに気付き、相変わらず不愛想なものの、
「どうした」「よく眠れなかったのか」など体調を気遣う。どうしても心配なのでしょうね。
でも何か嫌なことが起こりそうだと愚痴り続けるタイン。
考え過ぎだとサラワットは慰めますが、この頃からタインは悪い方向へすぐに考え過ぎでしまう性格であることが描かれています。いつもは明るくて何も考えていないようなキャラですが(笑)、負のスパイラルにはまってしまうと前向きに考えられなくなってしまうタインなのです。
しかし入部してきたのはかわいい女子学生のペアとアーン。さっきまでの落ち込み様がウソのように、ご機嫌になるタイン。「さっきのはヤモリじゃなくて、キューピッドだったのかも♥」と発言し、サラワットからピシリ! と頭をはたかれます。
しかし、やはりさっきのはヤモリだったようで…。タインの悪い予感は的中! グリーンが入部してきました。
グリーンにギターを教えなければならない状況になり、困っていると…
仕方ないな…という表情のサラワットが救いの手を差し伸べます。
S「チアリーディングのリハーサルがあるんじゃないのか?先輩たちがもう行った方がいいって言ってたぜ」
T「チアリーディング?」
タインにテレパシーを送るサラワット。
T「そうだった!思い出させてくれてありがとう」
とそそくさとその場を離れるタイン。しかし途中でペアがギターを弾いているのに遭遇し、コードの押さえ方を教えてあげると…
サラワットのこの辛そうな表情。こちらも見ていて辛い。
そのまま自己紹介が続き、一向に動かないタインに業を煮やして強引に引っ張るサラワット(笑)
チアリーディングの練習にはまだ誰も集合していなかったので、二人でベンチに座って待つことに。なぜかサラワットも待っていますが、彼はきっとタインと一緒にいたかったんでしょうね。
やることもないのでタインのギターを取り出すと、またもやタインがサラワットの気持ちをえぐるようなことを言い出した。まぁ、ノンケの彼にとっては普通のことなんですけどね。
T「スクラブのラブソングを弾いてよ。ペアのことを想いながら聴くから」
それを聞いて、「でた、ノンケ…」とちょっと傷つくサラワット。
S「ラブソングは聴かないんだ」
T「だからいちゃつくのがヘタなんだな!」
ひ、ひどい…。本当のこととはいえ、タインはズバリと言ってしまいますね。
実はラブソング聴いてるんだ。聴いてたって、ヘタなのはヘタなんだ!(ワットの叫び)
T「愛するってこと、何にも知らないだろ」
そ、そうかもしれない…。でも俺はタインを愛しているんだ!(ワット心の叫び)
S「恋したことないやつがラブソング書けると思うか?」
T「書けないと思う。もし書けたとしても、薄っぺらいよ」
S「…」
考え込んでしまうサラワット。
T「ラブソング書いてるのか?」
S「まあそんなとこ」
T「今分かった。曲を書くために何らかの経験がしたくて彼氏のフリしてくれたんだ」
S「そう思うか?」
T「当たってる?」
自分の想いがタインに届かず、ちょっと悲しいサラワット。
T「言っておくけど、俺を口説くのは特別だぞ。なんたって俺様は類まれな人だからな!」
調子に乗るタインと引き気味のサラワット。
しかし、サラワットはチャンスを逃さない。
S「そうだな。お前が特別だから彼氏のフリしてもいいって言ったんだ」
じーーっ。 ドギマギ
再び想いを込めてじーーっ。
T「誰かさんが口説く練習してるなぁ」
ジョークで流されてしまった…。
サラワットをちらり。ちょっと嬉しそうなタイン。
言葉じゃダメか、それなら音楽で勝負!とサラワットはギターを鳴らし始め…。
私、音楽のことはよく分からないのですが、サラワットが今奏でている曲は最終話で披露されたラブソングとは違いますよね?
S「気に入った?」
T「音楽のことはよく分からないよ」
S「分からなくていいんだ。ただ感じれば」
T「何を感じるの」
S「愛だよ。俺はラブソングを弾いたんだ」
見つめ合う二人。ちょっといい雰囲気になりましたが、チアリーダーの先輩たちがやってきて終了。サラワットはサッカーの練習に行ってしまいました。
それにしても、サラワットの横顔はいつ見ても完璧だなぁ…。
とそこへグリーンがやってきて、タインのお世話を始めるのでタインはいつものトイレに行って(笑)サラワットに救いの手を求めます。
T「グリーンが影みたいにまとわりついてくるんだよ」
S「それでどうやって助けるんだ。まだ練習中だ」
T「でもチアリーディングには戻りたくない。グリーンが俺の顔を拭きまくるから皮がむけそうだよ。助けて」
S「グラウンドの近くで待ってろよ。練習の後送っていくから」
T「ホント? 助けてくれるの?ありがとう!」
と言って、肩にポン!
サラワットはタインに触れられると過剰に反応しますね。きっと内心ドキドキのサラワット。
T「お返しにお前が欲しいものなんでもあげるから!」
と嬉しそうなタインですが、そんなこと言っていいのでしょうかねぇ(笑)
しかしトイレから出ると、サラワットの妻部隊とグリーンに囲まれてしまう。最近いつも一緒にいるが、どういう関係なのかと詰め寄られた二人は…。
タインとしてはグリーンも聞いていることだし、この場は「付き合っている」と言っておいて、ファンクラブのメンバーには後で言い訳をすればいい、というテレパシーを送っているつもり。
ところが、サラワットの口から出た言葉は、「音楽部の友達だ」
喜ぶファンクラブとグリーン。
そしてタインはそのままグリーンに拉致られるのでした。
次の日カフェにて。
サラワットの注文を間違えて取ってしまうがそのまま行こうとするタイン。とても不機嫌。サラワットが取り返そうとしても離そうとしません。
S「どうしたんだよ」
T「それ訊くか?昨日グリーンに何て言った?」
S「お前はグリーンの前で彼氏のフリしろって言っただろ。でも…」
T「そうだな、ファンもいたもんな。でもあの場では彼氏だと言っておいて、ファンには後で対処できただろ」
S「つまり俺がお前に言い寄っていることを他の誰にでも知られていいってことだな」
T「それはもういいよ。お前が気にするのは自分の人気だけなんだよな。分かった」
S「分かってない」
T「何が?」
S「分からせてやる」
と、タインの持つコーヒーを取り返して去っていくサラワット。一体どんな作戦に出るのか?
タインが友達と勉強していると、サラワットののものと思われるインスタグラムを発見。タインは、「彼はインスタやるようなタイプじゃない」と否定しますが、サラワットの友達がどんどんコメントを寄せているのでどうやらホンモノっぽい。しかもIDが“Sarawalism”。
このIDには秘話がありまして…
☆*:;;;;;:*☆サラワットの裏側☆*:;;;;;:*☆
エピソード11より
タインを口説くためにインスタグラムのIDを作る、と友だちに相談するサラワット。IDを何にするのか尋ねられると、「LoveTine」
なんだかすごく幸せそうなんですけど(笑)
友だちの案が“Sarawalism”で、どうしよっかなーと考えるサラワットもまたかわゆい。
どうするんだ?と訊かれても「LoveTine」押しのサラワットでしたが、
結局は“Sarawalism”に落ち着いたようです。
☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆
お話に戻ると…。
タインの一味は変わった食べ物を出すけど店員さんがめちゃ可愛いレストランにいた。その時、サラワットがインスタを更新。それには「1か2か」と書いてある。謎だ。そしてサラワットが音楽部のイベントを宣伝しにレストランにやってきた。同時にタインの前には普通のケーキが提供される。まともなケーキがなぜ?店員さんによると、誰かがオーダーしたとのこと。ちょうどグリーンもやってきて、こいつか、となる。しかしグリーンも注文していないとのこと。じゃあ誰?グリーンがサラワットを問い詰める。
G「タインのためにケーキ注文した?」
S「あぁ。そうしたかったから」
G「なんで?昨日はただの友達って言ったじゃない。友だちはこんなことしないわよ」
ファンクラブからもインスタの件を問い詰められ、説明を求められるサラワット。なのに突然、「1か2か」とタインに質問。
T「なんだよ?」
S「選べよ」
T「1」
S「2は“俺はお前を口説く” 1は“お前は俺に口説かれる” だ。どちらも俺はお前が好きって意味だ。分かったか」
後ろのグリーンの表情がいいですね(笑)
タインもまんざらではない様子。
さあ、サラワットが本気出してきましたよ~。
タインのことを思って友達だと言ったのに、自分の人気のほうが大事なんだと責められたサラワットは手段を選ばず「俺の気持ちを分からせてやる」という作戦に出ました。インスタのIDも作って、タインのためにどんどん変わっていきます。
ラストシーンのサラワットのお顔が神々しくて(笑)いつもよりメイクが濃いですが、まるで菩薩さまのようです…。
毎回こんなに口説かれて、タインは幸せ者ですね~。ノンケでもその気になっちゃいます。
次回、エピソード4です。
2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.3-前半 彼氏のふりスタート~
タイのBLドラマ、「2gether The Series」 エピソード3前半のネタバレです。
サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。
2周以上見た方は一緒に萌えましょう♪
2周目なので、すでにサラワットの気持ちを知っている前提で見ていきます。
エピソード2はこちらから
では、エビソード3前半スタート~!
サラワットに偽の彼氏になってもらう約束をとりつけたタイン。
仲間たちとグリーンの追い払い方を妄想します。
**タインの妄想**
朝、グリーンの前でサラワットが車から降りるとタインにこんな甘いセリフを吐く。
S「ギターはお前に聞かせるためにある…でも俺はお前を愛するためにいる」
こう言われたタインの笑顔、いつも以上に美しい。愛は人を変えるんだなぁ。
そしてグリーンに
「誰と何を張り合ってもいいが、愛となると俺には勝てないぜ」とニヤリ。
ところが実際は…
サラワットは車から降りて、二人をシカトして行ってしまう(笑)
その後タインはサラワットに文句を言う。
S「すまない。もう彼氏のフリが始まってると思わなかった」
T「おかげで1時間もグリーンにつきまとわれたんだぞ。抜け出すの大変だった。」
S「それで俺に何をして欲しいんだ?」
T「何も知らないんだな。女の子に言い寄るみたいにしろよ。お菓子とか飲み物買ったり。俺を大事にしろ。そんな感じだよ。」
そう言われてちょっと考え込むサラワット。
今まで彼氏も彼女も作ったことがないサラワット、付き合い方を知らなかったのです。タインから教わって、そうか、分かったと食べかけのスナックを差し出す。
T「なんだよ、グリーンはいないぞ。」
S「ほんの気まぐれだよ、受け取れ。誰かが買ったんだ」
タインは喜んで食べ始めますが、ここで何かに気付くべきですね。
エピソード1で、サラワットは人が買ったものは受け取らない主義と言っていました。つまりこのお菓子はサラワットが買ったものなのです。このことは、後からやってきたサラワットの友達からも告げられます。お菓子を渡した後のサラワットも、「それ、本当は俺が買ったんだけどなー」と訴えているような…
でもサラワット流の口説き方ではなかなか相手に伝わらないです(笑)
もう一つ、サラワットの行動で不思議な点があります。それは、エピソード2ではタインがもらった差し入れにさえ嫉妬していたサラワットなのに、なぜグリーンがタインにつきまとっても嫉妬しないのか、という点。それは、実はサラワットはグリーンと音楽部の部長が付き合っていることを知っているからなんですね。(エピソード7より)
昼食時。グリーンがお弁当を持ってやってきます。困ってしまうタインの目にサラワットの姿が。 見つけて嬉しそうなタイン。
テレパシーでサラワットに助けを求めますが…。
サラワットはキョロキョロし始め、タインに気付く様子もなく…。しかし、
お皿ダーーン!とサラワット登場。
「ほらお前の飯だ」 じーーーっ。 カッコイイ(笑)
「これもらっていいか」とタインが飲んでいたブルーハワイを持って行くサラワット。
「それ俺飲んだよ」と言うタインに、堂々と間接キスをかまし、
余裕の表情で「だから?」と立ち去るサラワット。
サラワットらしい口説き方(笑) しかしそれではタインは納得しないようで。音楽クラブの前に再び指導が入ります。
S「大げさなんだよ。グリーンはお前が彼氏のフリしてるって思ったよ。リアルに見えなかった。」
T「俺が見たドラマの通りやったんだ。俺に何をして欲しいんだよ。」
S「俺たちがどんなドラマに?」
T「厄介者と…ハンサム王子」
S「俺は皮肉を言っただけだ!」
確かに、ものすごいハンサム(笑) さっきの行動も俺様な王子様にふさわしい感じでした。
T「お前、口説くのイマイチだな。誰かに恋したことないのかよ。」
すかさずタインを見つめるサラワット。脳内はすべて「お前」で埋め尽くされていることでしょう。
ちょうどその時クラブが始まったので、サラワットは返答せずにタインのギターの腕前を茶化しておしまい。うまく誤魔化しました。
タインは相変わらず古いギターで練習中。弦が硬いので、先輩に相談します。
そこへ部長登場。部員たちに課題を告げます。上級者は歌と演奏を、初心者はコードを演奏したものを録画して送るように、そうしなければ退部させる、と。
そして帰ろうとしているサラワットにタインが声をかけます。
T「この後予定ある?」
S「デートの誘いか?」
T「違うよ!一緒に弦を買いに行ってくれないか。」
なぁんだ、ガッカリなサラワット。
T「俺思うんだけど、恋人のフリがぎこちないのは俺たちまだ親しくないからなんだよ。もっと一緒に過ごす時間が必要かも」
嬉しくてニヤリ。
S「それでお前はギターショップデートに誘っているわけだ。遠回しに言うなよ、デートはデートだ。」
デートと言い張りたいサラワット。
S「でも残念だな、この近くでお前が探してる弦は売ってない。」
T「ないの!? どうしたらいい、練習しなきゃいけないのに。」
その時、サラワットの目が光る。キラーン!
今がチャンス!
S「あんまり弾かないギターを持ってる。」
T「ホント?動画撮影用に借りてもいい?」
S「ああ、一つ条件がある。」
T「なんだよ?」
じーーーっ。ここでまさかの鬼畜の行動ですか~!! と腐女子なら誰もが妄想したと思いますが、実際は…
S「俺の家に来いよ。うちに取りに来い」
でした。これでサラワットはタインを家に連れ込むことに成功しました!
散らかっているのでお化け屋敷に思われたサラワットの部屋。お化けがいると言われてびっくりするタイン。どこまで純なんだか。
チューニングが終わっていないのでまだ渡せない、とベッドに座ってチューニングを始めるサラワット。
ただ、ちょっと待ってください。このギター、すでにタインの名前がサウンドホールに貼られているのです。この時から貸すのではなく、あげるつもりでいるサラワットです。
↓↓エピソード7より↓↓
タインの名前をテプラみたいなので作って、いそいそと貼り付けているサラワットを想像すると、かわいい~♪
すぐに帰ろうと思っていたタインは、時間がかかりそうなのであきらめてベッドに座り、暇なのでサラワットに話しかけます。
T「部長に送る動画、何の曲にするんだ?」
S「まだ決めてない」
T「スクラブの"Close"はどう? 大好きなんだ」
S「スクラブの曲聞くのか?」
T「ああ。なんで?スクラブは一番好きなバンドだよ。アニキがいつもかけてたんだ」
サラワットのアニキって、この方ですよね。タイプさん。音楽聴くなんて意外。
S「他のバンドは聞かないのか」
T「聞くよ!でもスクラブはちょっと違うんだ」
S「なにが」
T「嬉しい時に聞くと、もっと嬉しくなる。恋をしている時に聞いたらもっと深く愛するようになる。
じーーーっ。自分がいま聴いたら、もっとタインを深く愛するようになるのかな?
S「悲しい時に聴いたら、もっとみじめになるのか」
T「違うよ、悲しい時に聴いたら、元気になれるんだ。誰かがなぐさめてくれるみたいにね」
ふーん…という感じのサラワット。
T「お前は?どのバンドが好きなの?」
S「俺?多分知らないと思うよ」
T「おい、俺を見くびるなよ」
と言いつつ、サラワットが挙げるバンドを全く知らないタイン。結局、スクラブしか知らないようです。
T「でも今は"Close"を俺のために弾いてよ」
サラワットは、やれやれと言った様子で紙にコードを書き始めます。
タインに手渡された紙。
あ、ちょっ、ちょっと待って!ウサギの落書きが透けて見えません?ウサギはタイン役のウィン君のイメージキャラというか、ウィン君が映画「ペット」のスノーボールに似ているのでウィン君=バニーで定着しているのですよね。サラワットの部屋にウサギの落書き…何かを勘繰りたくなります(笑)
手渡されたコードはとても難しく、タインはそれ以上お願いするのをやめました。
T「チューニング終わった?」
S「チューニング?俺がやってたことと言えば、お前と話してたことだけだ。まだ始めてもいない」
そして暇になったタインは、サラワットのギターを借りて動画を撮り始めます。ところがやっぱり間違ったコードを弾くのです。サラワットも心配で仕方なく、また指をとって教えてあげます。
またドギマギしてしまうタイン。
S「これがコードCだ。覚えとけ」
T「ありがとう」
この「ありがとう」がジンときたのか、サラワットのこの表情。ま、無表情ですが(笑)
そのうち、タインが動画撮影中にサラワットもチューニングを始めたため、タインのワガママが炸裂します。
T「俺が動画撮ってるだろ。なんで今やるんだよ。もっと前にやっとけよ。」
S「ギター欲しいのか、欲しくないのか?」
さすがのサラワットもちょっとイラッ。
でもタインは「俺が終わるまで待って」と強引にサラワットの仕事の邪魔をします。おとなしく待っているサラワット。えらいぞ。
録画終了後、「チューニングしろよ」の言葉にあきれるサラワットなのでした。
しばらくしてタインが差し入れを買ってくると、サラワットが好きなドリンクを手渡されます。番組スポンサーのドリンクを上手に宣伝(笑)
S「おい、なんで俺がこれ好きだって知ってるんだ?」
T「もちろん知ってるよ、俺は「チームサラワットの妻」の会員…」
と言いかけて口を閉ざすものの、サラワットには分かってしまいました。
こいつ、俺のファンクラブに入ってるのか…。
S「お前も会員なのか?ん?俺の妻になりたいのか?」
ドギマギするタイン。
T「お前の情報を得るためだよ」
ふーん…。なぁんだ妻になりたいんじゃないのか。
チューニングが終わったのでタインにギターを渡そうとしますが、やっぱり気が変わってそのギターで動画を撮影し始めるサラワット。タインはベッドに寝転がってスマホをいじっていると…。
サラワットが弾いているのが"Close"だと気づく。
弾きたくないって言ってたのに、弾いてくれるんだね♥
この時から、スクラブの曲によってサラワットの心情が表現されるようになります。
"Close" ※超意訳で支離滅裂
近すぎて何も言えなかった
近すぎて他の誰も目に入らなかった
近すぎて息もできないくらいだった
期待したくなるくらい二人の距離が近いよ
近いから、今僕たちは一緒にいるんだね
多分僕たちが偶然出会ったから
多分僕たちが偶然一緒にいるから
君はそんな気持ちになったことがなかったから
そして僕もそんな気持ちが分からないから
僕たちがあの日言葉を交わさなかったら
今の気持ちなんて分からなかっただろう
二人ともこの気持ちが何なのか知らなかったから
だから立ち止まることはないだろう?
出だしの様子は、エピソード1の出会いの場面ですかね?
偶然出会った二人。サラワットは息もできず、他の誰も目に入らず、何も言えなかったわけです。ここで言葉を交わさなければ、何も始まりませんでした。サラワットはそれとなく、今一緒にいる奇跡と二人の仲がこれからも続くよう、気持ちを歌で表現したのでしょう。
サラワットが歌っている途中からタインも歌いだして、二人でいい雰囲気に。
見つめ合う二人。
そしてサラワットが動画を撮影し終えると、自然と笑みが浮かぶタイン。
サラワットに「なんで笑ってんだ?」と突っ込まれ、ドギマギ。
「よかったから…」と感想を述べます。サラワットの反応は…不愛想。
しかし絶対に喜んでいると見た!
撮影が終わったから帰っていいぞ、とタインに告げ、そしてこの一言。
「お菓子ありがとうな」
人が買ったものは受け取らない主義のサラワットが、タインの買ったものなら受け取りました!こうやって人は変わっていくんですね。
そのまま別れるのかと思いきや、サラワットはタインを寮まで送ってあげています。当然車でしょうね。
T「新しい弦買ったら返すから」
S「んー…。なぁ、俺たちが付き合っているとして、こんな風に家に送ったらお前になんて言えばいいんだ?」
なんだかとっても素直な顔つきのサラワット
T「あー、おやすみ、かな。」
サラワット、多分「おやすみ」とブツブツ唱えてイメージトレーニングしているのでしょう。かわいい♪
T「何で訊くの?」
S「なんでもない、ただ訊いただけ」
T「心配するな、グリーンの前で俺を送ることはないよ」
別にグリーンは関係ないんだけど…。
タインにお休みを言う気マンマンで「タイン!」と声をかけるものの…
寮の友達が出てきて、言えなくなってしまいます。
タインに「何か言った?」と訊かれても、なんでもないとジェスチャーのみで帰っていきました。タイミング悪し!せつないサラワット!
次回、エピソード3後半です。
2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.2-後半 恋人宣言~
タイのBLドラマ、「2gether The Series」 エピソード2後半のネタバレです。
サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。
2周以上見た方は一緒に萌えましょう♪
2周目なので、すでにサラワットの気持ちを知っている前提で見ていきます。
エピソード2の前半はこちらから
では、エビソード2後半スタート~!
サラワットといつも一緒に練習できると思ったら、上級者は別の部屋でリハーサルをするので新人とは別行動。タインの思惑ははずれてしまう。
しかもタインに与えられたギターは古く、弦が硬いので練習もなかなかはかどらない。
その上、既定の人数よりも多く新入生が集まってしまったため、楽器を弾けない人は退部させられてしまうことになった。入部テストに合格しないと生き残れないのだ。ギターを弾くのはまったくの素人であるタインは大ピンチ。これではサラワットとお近づきになれないではないか。
必死に練習するもののなかなかうまくいかない。
夜遅くまで練習していたらお腹が空いてきて、テーブルの上に大量に置いてあったサラワットへの差し入れを食べようとしたら本人登場。バツの悪いタイン。何食わぬ顔で練習再開。しかし音は全部間違っている(笑)
うまく弾けないタインにあきれながら、自分のギターを差し出すサラワット。
愛だな。
サラワットのギターを借りたらうまく弾けた。指も痛くない。それを聞いて安心するサラワット。コードEを弾いてみろ、と言うのだが…。
どうやって弾くの?と上目遣いで尋ねるタイン。男殺しの上目遣い(笑)
サラワットは隣に座り、タインの指をとってコードを教えていく。
タイン、だいぶ意識していますね。普段は不愛想なサラワットが、親切に教えてくれたら何かを感じてしまうでしょう。
サラワットもちらっとタインの顔を伺いながら反応をチェック。
タインが無事にコードEを弾くことができたので、サラワットは古いギターを手に取り少し鳴らしているとタインがじっと見つめている。ここで少し二人の会話が続きます。
S「何見てるんだよ」
T「そんなに上手ならどうして音楽学部じゃないのかなって思って」
S「楽しいから弾くんだ。もし勉強するとなったら、楽しみではなくなるのがイヤなんだ。俺は、心から好きなことをするんだ、義務じゃなくて。」
そしてこのタインへの視線。
また何かを訴えていますね。
ここで彼が言いたいのは、タインのお願いを聞くならば、義務ではなく心からやりたいからやるんだぞ、ということではないでしょうか。この時点でまだOKは出していませんが、最初から願いは聞いてあげるつもりだったのかもしれません。
その後もギターを弾いていると、タインの視線を感じるサラワット。
「まだ見てるのかよ」から、タインに「俺を助けてよ」と言われての表情
→→→
不遜な表情もびっくりした表情も美しい…。
しかし「助けて」と言われたら、あの件しかないと思うのですがね。
タインに「俺のこと好きなふりをして」とお願いされ、やっぱりか~とあきれるサラワット。
S「それでこの部に入ったのか」
T「そうじゃないよ。えーと、あのー、ああそうだよ!もう分かったんだから偽のボーイフレンドになってよ」
そう言われるサラワットの表情が、少し傷ついているような、怒っているようにも見えます。
「お願い、お願い」と肩をゆさぶられると、すっと立ち上がり自分のギターを奪い返すと、さっさと帰っていきました。
サラワットとしては、タインが純粋に音楽をやりたいと思って入部したと思っていたのですね。下心があったとは、いかに大好きなタインでもちょっと許せない気持ちだったのでしょう。
いや、もしかすると自分に会うためと思っていた?
数日後、音楽部でタインの姿を探すサラワットでしたが、先輩に「最近見ていない」と言われ少しがっかり。伝言通り部長を探しに行くと…。
タインにロッカーに閉じ込められてしまいます。
「出して欲しいなら偽の彼氏になれ」と脅すタイン。
そこへタインにまとわりつくグリーンが、屈強な男たちを連れてやってきた。ピンチ!
タインもロッカーに隠れ、二人で狭いロッカーの中に入るハメに。
必死で黙るようにお願いするタインと、なんだかおもしろくなってきたサラワット。
サラワットがどんな暴挙に出るのかと思いきや、1人でロッカーから出て寝ていたふりをし、タインのことは黙っていてあげました。
結局は優しいサラワット。グリーンは別の場所にタインを探しに行きました。
しかしこのあと…。「どうもありがとう」と腕を触ろうとするタインの手をふりほどき、横暴なサラワットが牙をむく!
S「助けようとしたわけじゃない。お前の問題に関わりたくなかっただけだ。違う部に入ったらどうだ。どうせ合格しないんだから」
このセリフにカチンときたタイン。
T「もし合格したら?そしたら、偽のボーイフレンドになってよ。いい?」
S「いいよ。もし合格したら助けてやる。もし失敗したら、俺に関わるな」
心にもないことを言い出すサラワットですが、タインがガッツを出し始めたときの彼の表情が、なんとなく嬉しそう。
サラワットとしては音楽部でタインと一緒にやりたい。それなのに練習しようとしないタインのモチベーションを高めるためにわざと「合格しないよ」と言ったのですね。
いよいよ入部テスト本番。もたもた準備するタインに心配そうなサラワット。
タインはスマホを流しながら後ろを向いて弾くふりをするという、禁断の手口で部長を引かせますが、他の先輩の口添えもあり、なんとかもう一度チャンスを与えられます。
部長からギターを貸してやれと言われ、渋々?渡してあげるサラワット。
いくつかのコードを弾くタイン。サラワットも、「なかなかやるじゃないか」とこの表情。
しかし部長はまだ確認したいことがある。他の楽器を弾けるか、他のコードを知っているかなどなど。
タインの答えはダメダメで、部長もあきれてしまう。
そして運命の結果発表。
結果は…当然合格。
サラワット宛ての差し入れを両腕に抱え、「合格したよ」とタイン。
T「この間の言葉忘れてないよな」
S「先輩は同情してお前を合格させたんだ」
T「約束破るの?」
シカトして帰ろうとするサラワットがタインとぶつかってタインはお菓子を落としてしまう。
T「ところで、このお菓子お前のファンからだよ。あ、俺も1つもらった。誰からだろう?プリム?あのかわいい子かなぁ。」
タインが差し入れを女の子からもらったと聞いて、気が気ではないサラワット。そして…。奪い取って飲む!
分かりやすいサラワットの行動。ジェラシー感じてます!
そしてペンを取ってカキカキ。
ペットボトルをタインに渡すと、「いいよ」
何がいいのかさっぱりピンと来ないタイン。ニブチンだな!
「偽のボーイフレンドになってやる」と言ってかっこよく立ち去るサラワット。
ペットボトルには「彼には恋人がいる」の文字が。
要は、サラワットの本心として「自分が恋人だぞ」と宣言したわけですね!
「助けてくれるんだね!」と嬉しそうなタインの言葉を背中で聞きながら、サラワットは去っていくのでした。
少し微笑んでいる様子。同じ部活は続けられるし、フリでも彼氏としてタインと一緒にいられるし、本心では嬉しいのではないかな。
ラストは入部テストの続きが描かれる。
部長に「他に何か知っている楽器はないか」と訊かれたタイン。
T「俺はサラワットを知っています。彼は俺がギターを弾きたい理由なんです」
と言われ、サラワットはこの表情。喜びをかみ殺しているような。
そして見つめ合う二人。
これが決定打となり、テストにパスしたと思われていましたが…。
☆*:;;;;;:*☆サラワットの裏側☆*:;;;;;:*☆
さて、ここからは入部テストの真実についてです。入部テスト、じ・つ・は…
サラワットが部長に頼んで入れてもらっていたのでした。
エピソード11より。
部長に「もう初心者は一杯なのになぜ?何か理由でも?」と聞かれたサラワットは、
「彼は…(少し言い淀んで)俺の好きな人なんです」と宣言。
部長さんにはすべてを打ち明けていたのでした。サラワットの気持ちを汲んでくれた部長さんのおかげで、タインとサラワットは次のステップへ前進することができたのですね。
以上、二人の距離がちょっぴり縮まったエピソード2でした。
次回はエピソード3です。
2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.2-前半 キーワードは厄介者~
タイのBLドラマ、「2gether The Series」 エピソード2のネタバレです。
サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。
2周以上見た方は一緒に萌えましょう♪
エピソード1はこちらから
では、スタート~!
2周目なので、すでにサラワットの気持ちを知っている前提で見ていきます。
タインとサラワットのシーンは、タインが壊したスマホの代わりに格安のガラケー(?)で許してもらおうとするところから。
サラワット、ものすごく不機嫌です。そりゃそうだ。
新しいの買ったからそれは要らない、と言って帰ろうとしたとき、タインがサラワットの腕をつかみます。
サラワットは、タインに腕を捕まれてちょっと動揺しているんじゃないかな。いつもタインに捕まれたところは必ず見ているんです。これからもそんなシーンが出てくるので要チェック。
そして、5秒だけもらえたタインの「彼氏になって」のセリフに衝撃を受けるサラワット。
「え、まさか、本気か?俺のこと好きなの?どうしよう、嬉しいんだけど」なーんて思っているに違いない。
こんなあどけない顔で言われたら、メロメロでしょうね。
サラワットは腕をふりほどき帰ろうとしますが、タインは執拗にお願いを続けます。
「ある人にしつこくつきまとわれているので、彼氏のフリをしてくれればいい、楯になって」
「どうして、可愛くないのか?」と言うサラワットに、タインの言葉が突き刺さる!
「男なんだよ。俺は女の子が好きなんだ」
ガーン! ボーゼンとするサラワット。見ようによっては悲哀を感じる。
その後の目線の泳がせ方が秀逸で、ものすごく傷ついているのが分かる。
そして、「自分の生活に他人が介入してくるのは嫌だ」と言うタインに対し、
「分からないぜ、いつか誰かに“厄介者”になって欲しいと思うかも」と言うサラワット。
言い終わった後にタインをじーーーっと見つめるのですが、内心では「俺がその厄介者になってやる」と秋波を送り続けているのかな。
「自分の生活を侵されるの、お前も嫌だろ」とタイン。
「誰かさんがもういるんだよ」とサラワット。
「え、誰?どこに?」
「お前だよ」
「お前は俺にとって厄介者だ」とサラワット。
これ、さっきのセリフをふまえてよく考えると、「お前は俺にとっての厄介者だよ。俺の人生に介入してきてくれ」という意味になりませんか? この時点ですでにプロポーズしていますよ、サラワット。
サラワットに断られたタインだが、友達にアドバイスされサラワットと同じサークルに入ることに。
部長あいさつの場面でタインと目が合ったサラワットのこの表情。
嫌そうだけど、内心では追いかけてきてくれて嬉しいはず。
タインに微笑まれて、思わず視線を泳がせた。
→→→
やっべー、タインの視線を直視できないぜ。ニヤケそうだからあっち向こう。(//∀//)
その夜? 音楽クラブの歓迎会で、無表情に踊るサラワットと楽しそうなタイン。
突っ立っているだけのように見えますが踊っています(笑)
そして部長の陰謀なのか、二人で怪しい蜘蛛のダンスを踊る羽目に。
サラワット、意外とまじめに部長のデモを見たりしている。
さあ本番! 真剣なまなざしのサラワット。
ポーズはこんな感じ。 ラストで二人とも腰をくいくいと動かす(笑)
顔が近い! タインも少し意識してる?
終わったらさっと立ち上がって、何事もなかったかのようにクールを決め込むサラワット。内心絶対に喜んでいるはず。
お次はポッキーゲーム。
見つめ合う二人。 こう見るとサラワットの横顔って完璧に美しいなぁ。
サラワットがどんどん近づいて行き…ついに!
全部食べちゃいました~。ついでにタインの唇にも触れちゃった~!
してやったりのサラワット。
その後休憩時にタインがご立腹。サラワットはあくまでもクールです。
T「好きなだけ俺にちょっかいかけられると思っているのか」
S「キスのこと?」
サラワットとしてはキスだ!と言い張りたいらしい。
T「あれはキスじゃない。ゲームなんだよ、なんでそんな真面目にやってるんだ」
タインはキスと認めたくないのですね。キスされて動揺した自分を否定したいのかも。
S「なんでそんなに怒るんだ? 昨日俺に彼氏になってと言ったばかりだろ。俺からのキスなんかで傷つかないよな」
と言って、頭なで。
少しずつ、タインを振り向かせるべく、サラワットは頑張るのでした。
長くなるので後半は次回。
2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.1しかめ面のアイツ~
今や世界的な旋風を巻き起こしているタイのBLドラマ、「2gether The Series」
何がおもしろいかって、最初のうち視聴者が感じるドラマの印象が、途中でガラリと変わるところじゃないでしょうか。エピソード7で「えっ、そういうことだったの!?」とタネ明かしがあるので、最初からもう一度見たくなるのです。エピソード11を見たら絶対に最初から見たくなるはず。
エピソード1から10のあらすじを簡単に書くとこんな感じ。
大学に入学したてのタインは、グリーンという、しつこく言い寄ってくる青年が現れため、グリーンを自分から遠ざけるために学内一ハンサムで人気者のサラワットに偽の彼氏になってくれるよう頼みこんだ。なんとか了承してもらうことに成功するタイン。サラワットは最初のうちは「迷惑だ」「厄介者」などと不愛想を貫いていたが、友達以上恋人未満のような関係を続けるうちにタインに魅かれ始め、本気でタインを口説きにかかるのだが…。
こんな感じですかね? 付き合っているフリが次第に本当の愛へ…というテーマはストレートだろうがゲイだろうが、掃いて捨てるほどあります。
ところがっ!! エピソード7と11を見ると、内容がこんなに変わってしまうのです!
↓↓ 以下ネタバレなのでご注意願います ↓↓
1年ほど前、高校生だったサラワットは、大学構内で行われていたバンドのコンサートに行く。偶然前にいた高校生の少年が、楽しそうに曲に合わせて飛んでいたところサラワットの足を踏んでしまう。彼のことがなんだか気になるサラワット。一目惚れした少年に再び会うために、同じバンドのコンサートに通い続けるが会うことはできなかった。
そして大学生になり、突然その少年が目の前にやってくる。内心では大喜びのサラワットだったが、つい不愛想な態度をとってしまう。その少年はノンケのため、なんとかして自分のことを好きになってもらおうとあの手この手で落としにかかるのだが…
簡単に言うとこんなストーリーになってしまいます。
サラワットの本心が分かると、全く別の解釈ができるお話になるというわけです。
ま、よく見るとかなり早い段階からサラワットの好意は表現されているのですが、何しろ不器用で不愛想というキャラが立っていたので、「え、まさか、1年前から好きだったの!?」とびっくりさせられました。
ということで、ここからはエピソード1から垣間見えるサラワットの好意を見ていくことにします。そして、サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。
では、スタート~!
とりあえず、タインとサラワットの再会シーンから。もちろん、タインは初めましてだと思っています。
やっと出会えた一目惚れの相手を前にこの表情。なぜ?
好意はこんなセリフで伝えたつもり?
☆*:;;;;;:*☆サラワットの裏側☆*:;;;;;:*☆
この直後、本当は小躍りして「見つけた、見つけた」と喜ぶサラワットの姿が。
エピソード11より 笑顔が可愛いサラワット。
こんなサラワットを誰が想像したでしょう。もちろんタインも知りません。
☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆
声をかけたのにサラワットに去られてしまったタインは、あきらめずにやっと調べたメールアドレス宛に「会って欲しい」とメールを送るが、返信はこれ。
☆*:;;;;;:*☆サラワットの裏側☆*:;;;;;:*☆
てっきりサラワットが送ったのだと誰もが思いましたが、実はコレ、サラワットの友達が勝手に送っていたものでした。
エピソード11より。メールが送られてきた時のサラワットのこの表情。かわいすぎる。
こんな風にノロケるものだから、友達がはしゃぎすぎを心配して(笑) 上記のようなメールを送ったのでした。「彼に嫌われてしまう」と抗議するサラワットですが、第一印象はハンパなく悪いのだからもう手遅れですよね。
☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆☆*:;;;;;:*☆
一方、タインはめげずに駐車場で張り込みをしてサラワットを待ち伏せし、自転車で追いかけたりするのですが、サラワットは相手にしてくれません。このシーンはイマイチサラワットの本心が伝わらない感じ。
オープンエアの会場なので、そこにサラワット一派がやってきてタインの自己紹介を見つめることに。その時のサラワットの表情。これまでの登場シーンから、笑うことなんて一生ないんじゃないかと思われるほどの無表情を貫いてきた彼が、少し笑っている!馬鹿にしたように鼻で笑うのですが、内心では「タイン、可愛い」と思いながら眺めているのです。
この時のタインの自己紹介が、皆に煽がれてはじけざるをえなくなって「俺はトップだけどボトムもやれる」などとのたまうあたり、さすがBLドラマ。しかしタインは意味を分かって言ったのでしょうか。
「受け攻めどちらもOK」と言うタインにちょっとあきれたように首を振りながら微笑むサラワット。もしかすると、「そんなの、うそうそ」と思っていたのかもしれません。
そしてタインと目が合うとニッコリ。
この直後にトイレ中のサラワットにつっかかるタイン。
T「俺の自己紹介に何か文句でもあるか」
S「別に」
この後、思わず本音が!
直球を投げられボーゼンとするタインの髪をなでてかっこよく立ち去ろうとしたものの、タインにスマホを取られ、取り返そうと揉めるうちに床に落ちてスマホが壊れてしまう。
きっとタインの写真が待ち受けだったに違いない(笑)
サラワットは保険にタインのスマホを預かることにした。
その夜、タインのスマホのロックをサラワットは楽々と解除し、タインのフェイスブックを乗っ取ることに成功。そこにはこんな書き込みが。
タイン「あいつ、めっちゃうまそう」
タイン「サラワットを食べたい」
これって…。サラワットのタインに対する本音ですね(笑)
こうやって書き込むことで、二人の関係の既成事実を作りたかったのか、どうなのか?
タインの「くそ野郎!」と言うセリフでエピソード1はおしまい。
こうやって振り返ってみると、最初タインに対するサラワットの言動はおちょくっているとしか思えなかったのですが、実は本音だったことが分かりますね!
次回はエピソード2です。
2gether The Series キャラ紹介② ~Tine編~
今や世界的な旋風を巻き起こしているタイのBLドラマ、「2gether The Series」
成功のカギは、メインキャラ二人の容貌とストーリーにあると言っても過言ではないでしょう。原作はタイでかなり人気のBL本らしいです。
前回は攻めのSarawatを紹介しましたが、今回は受けのTineを紹介します。
Tineは、純朴で元気な色白の法学部新入生。
チアリーダーの衣装がよく似合ってますね!
彼が、同じ大学のGreenという男の子に言い寄られるところから物語が始まります。
彼はノンケなので、Greenを遠ざけるために大学一人気者のSarawatに、偽の彼氏になってもらう計画を立てることになるわけです。
二人が初めて言葉を交わすシーン。
本当はTineの方が2cm背が高い(185cm)のですが、このシーンはなぜかSarawatの方が背が高く見える。
原作ファンはTineの身長とガタイのでかさが気に食わないらしいです。
原作のイラストでは、TineはSarawatより20cmくらい低く描かれていてまるで女の子みたいに華奢なのです。確かに、二次元BLならそうでしょう。
でも、Tineのキャラはノンケで、今まで付き合った彼女たちはピンと来なかったけど、大学で自分にふさわしい運命の人を見つけることが目標というキャラなので、このくらい男の子っぽい人でないとダメだったと思います。
Tineを演じるWin君は、ポスター撮りやパイロット版を撮影した時には本編よりも10kgも大きかったのだとか。確かにポスターを見ると太ってはいないけど、筋肉があって大きい感じがします。
これじゃどっちが攻め受けか分からない(笑)
原作ファンの声が相当プレッシャーになったのでしょう、イラストに少しでも近づくため、Win君は1ヵ月で10kgのダイエットに成功。
本編撮影時にはここまで細くなりました。分かりますかね?
この二人が紆余曲折を経て、カップルへとなるのかならないのか、やきもきしながら見るのが楽しいドラマなのです。
2gether The Series キャラ紹介① ~Sarawat編~
タイのBLドラマ「2gether The Series」が今や世界的な旋風を巻き起こしています。
かく言う私もその沼にどっぷりとハマってしまいました。
原因はやはり、メインキャラの美貌…。
特にSarawat(サラワット)役のBright君は、本当にどこから見ても、どんな表情も美しい。
まさに造形美。
第1話での初登場は無表情にギターを弾くシーンだったんだけど、それがまた絵になる。
その次は、主人公のTine(タイン)が大学でようやく見つけてSarawatにとあるお願いをしに行ったところ。
この眉間にしわを寄せて見つめる表情…。美しい!
口角が上がった完璧な形の唇、通った鼻筋、アーモンドのような切れ長の瞳。
仏頂面がこんなにも美しいのはこの人ぐらいなんじゃないだろうか…。
そしてこのあと、有名なセリフを吐きます。
「そんな風に俺を見続けるなら、お前が落ちるまでキスするぞ」
はい、ドラマを見ている人みんな落ちました。
BLドラマなので、もう少し盛り上がりがないといけませんね。
次のシーンで完璧にファンを落としにかかります。
もう1話目で完全にやられてしまいます!
Sarawatは、無表情、傲慢、俺様キャラの攻め。ま、つるんでいる友達はいるのでそこまで鬼畜な人ではないと思うのですが。彼を一目見ようと女子学生が行列を成して待っていたり、差し入れをたくさんもらったり(しかし彼は人が買ったものは食べない主義)、ものすごい人気ぶり。
趣味はギターとサッカー。政治学部に入学したての1年生。1人暮らしで車はBMW。お金持ち設定のようです。
そんな彼が、ドラマが進むうちにどう変化していくかが見物なのです。
Youtubeには日本語字幕付きの動画がアップされているので、貼っておきます。
いい時代になったものです…。