腐映画の森

年季の入った腐女子がBLを語る。主に腐映画と腐ドラマについて。

2gether The Series Ep.11視聴後のネタバレ ~Ep.3-前半 彼氏のふりスタート~

タイのBLドラマ、「2gether The Series」 エピソード3前半のネタバレです。

サラワット側の裏話がある場合は挿入しますので、かなりネタバレです。なので、このドラマを1度も見ていない方はぜひ見てから本記事をお読みくださいませ。

2周以上見た方は一緒に萌えましょう♪

 

2周目なので、すでにサラワットの気持ちを知っている前提で見ていきます。

エピソード2はこちらから

 

fueigamori.hatenablog.com

fueigamori.hatenablog.com

 

では、エビソード3前半スタート~!

サラワットに偽の彼氏になってもらう約束をとりつけたタイン。

仲間たちとグリーンの追い払い方を妄想します。

**タインの妄想**

朝、グリーンの前でサラワットが車から降りるとタインにこんな甘いセリフを吐く。

S「ギターはお前に聞かせるためにある…でも俺はお前を愛するためにいる」

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こう言われたタインの笑顔、いつも以上に美しい。愛は人を変えるんだなぁ。

そしてグリーンに

「誰と何を張り合ってもいいが、愛となると俺には勝てないぜ」とニヤリ。

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ところが実際は…

サラワットは車から降りて、二人をシカトして行ってしまう(笑)

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その後タインはサラワットに文句を言う。

S「すまない。もう彼氏のフリが始まってると思わなかった」

T「おかげで1時間もグリーンにつきまとわれたんだぞ。抜け出すの大変だった。」

S「それで俺に何をして欲しいんだ?」

T「何も知らないんだな。女の子に言い寄るみたいにしろよ。お菓子とか飲み物買ったり。俺を大事にしろ。そんな感じだよ。」

そう言われてちょっと考え込むサラワット。

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今まで彼氏も彼女も作ったことがないサラワット、付き合い方を知らなかったのです。タインから教わって、そうか、分かったと食べかけのスナックを差し出す。

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T「なんだよ、グリーンはいないぞ。」

S「ほんの気まぐれだよ、受け取れ。誰かが買ったんだ」

タインは喜んで食べ始めますが、ここで何かに気付くべきですね。

エピソード1で、サラワットは人が買ったものは受け取らない主義と言っていました。つまりこのお菓子はサラワットが買ったものなのです。このことは、後からやってきたサラワットの友達からも告げられます。お菓子を渡した後のサラワットも、「それ、本当は俺が買ったんだけどなー」と訴えているような…

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でもサラワット流の口説き方ではなかなか相手に伝わらないです(笑)

もう一つ、サラワットの行動で不思議な点があります。それは、エピソード2ではタインがもらった差し入れにさえ嫉妬していたサラワットなのに、なぜグリーンがタインにつきまとっても嫉妬しないのか、という点。それは、実はサラワットはグリーンと音楽部の部長が付き合っていることを知っているからなんですね。(エピソード7より)

 

昼食時。グリーンがお弁当を持ってやってきます。困ってしまうタインの目にサラワットの姿が。 見つけて嬉しそうなタイン。

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テレパシーでサラワットに助けを求めますが…。

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サラワットはキョロキョロし始め、タインに気付く様子もなく…。しかし、

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お皿ダーーン!とサラワット登場。

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「ほらお前の飯だ」 じーーーっ。 カッコイイ(笑)

「これもらっていいか」とタインが飲んでいたブルーハワイを持って行くサラワット。

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「それ俺飲んだよ」と言うタインに、堂々と間接キスをかまし

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余裕の表情で「だから?」と立ち去るサラワット。

サラワットらしい口説き方(笑) しかしそれではタインは納得しないようで。音楽クラブの前に再び指導が入ります。

S「大げさなんだよ。グリーンはお前が彼氏のフリしてるって思ったよ。リアルに見えなかった。」

T「俺が見たドラマの通りやったんだ。俺に何をして欲しいんだよ。」

S「俺たちがどんなドラマに?」

T「厄介者と…ハンサム王子」

S「俺は皮肉を言っただけだ!」 

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確かに、ものすごいハンサム(笑) さっきの行動も俺様な王子様にふさわしい感じでした。

T「お前、口説くのイマイチだな。誰かに恋したことないのかよ。」

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すかさずタインを見つめるサラワット。脳内はすべて「お前」で埋め尽くされていることでしょう。

ちょうどその時クラブが始まったので、サラワットは返答せずにタインのギターの腕前を茶化しておしまい。うまく誤魔化しました。

タインは相変わらず古いギターで練習中。弦が硬いので、先輩に相談します。

そこへ部長登場。部員たちに課題を告げます。上級者は歌と演奏を、初心者はコードを演奏したものを録画して送るように、そうしなければ退部させる、と。

そして帰ろうとしているサラワットにタインが声をかけます。

T「この後予定ある?」

S「デートの誘いか?」

T「違うよ!一緒に弦を買いに行ってくれないか。」

 なぁんだ、ガッカリなサラワット。

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T「俺思うんだけど、恋人のフリがぎこちないのは俺たちまだ親しくないからなんだよ。もっと一緒に過ごす時間が必要かも」

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嬉しくてニヤリ。

S「それでお前はギターショップデートに誘っているわけだ。遠回しに言うなよ、デートはデートだ。」 

デートと言い張りたいサラワット。

S「でも残念だな、この近くでお前が探してる弦は売ってない。」

T「ないの!? どうしたらいい、練習しなきゃいけないのに。」

その時、サラワットの目が光る。キラーン!

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今がチャンス!

S「あんまり弾かないギターを持ってる。」

T「ホント?動画撮影用に借りてもいい?」

S「ああ、一つ条件がある。」

T「なんだよ?」

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じーーーっ。ここでまさかの鬼畜の行動ですか~!! と腐女子なら誰もが妄想したと思いますが、実際は…

S「俺の家に来いよ。うちに取りに来い」 

でした。これでサラワットはタインを家に連れ込むことに成功しました!

散らかっているのでお化け屋敷に思われたサラワットの部屋。お化けがいると言われてびっくりするタイン。どこまで純なんだか。

チューニングが終わっていないのでまだ渡せない、とベッドに座ってチューニングを始めるサラワット。

ただ、ちょっと待ってください。このギター、すでにタインの名前がサウンドホールに貼られているのです。この時から貸すのではなく、あげるつもりでいるサラワットです。

↓↓エピソード7より↓↓

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タインの名前をテプラみたいなので作って、いそいそと貼り付けているサラワットを想像すると、かわいい~♪

すぐに帰ろうと思っていたタインは、時間がかかりそうなのであきらめてベッドに座り、暇なのでサラワットに話しかけます。

T「部長に送る動画、何の曲にするんだ?」

S「まだ決めてない」

T「スクラブの"Close"はどう? 大好きなんだ」

S「スクラブの曲聞くのか?」

T「ああ。なんで?スクラブは一番好きなバンドだよ。アニキがいつもかけてたんだ」

 サラワットのアニキって、この方ですよね。タイプさん。音楽聴くなんて意外。

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S「他のバンドは聞かないのか」

T「聞くよ!でもスクラブはちょっと違うんだ」

S「なにが」

T「嬉しい時に聞くと、もっと嬉しくなる。恋をしている時に聞いたらもっと深く愛するようになる。

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じーーーっ。自分がいま聴いたら、もっとタインを深く愛するようになるのかな?

S「悲しい時に聴いたら、もっとみじめになるのか」

T「違うよ、悲しい時に聴いたら、元気になれるんだ。誰かがなぐさめてくれるみたいにね」

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ふーん…という感じのサラワット。

T「お前は?どのバンドが好きなの?」

S「俺?多分知らないと思うよ」

T「おい、俺を見くびるなよ」

と言いつつ、サラワットが挙げるバンドを全く知らないタイン。結局、スクラブしか知らないようです。

T「でも今は"Close"を俺のために弾いてよ」

サラワットは、やれやれと言った様子で紙にコードを書き始めます。

タインに手渡された紙。

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あ、ちょっ、ちょっと待って!ウサギの落書きが透けて見えません?ウサギはタイン役のウィン君のイメージキャラというか、ウィン君が映画「ペット」のスノーボールに似ているのでウィン君=バニーで定着しているのですよね。サラワットの部屋にウサギの落書き…何かを勘繰りたくなります(笑)

手渡されたコードはとても難しく、タインはそれ以上お願いするのをやめました。

T「チューニング終わった?」

S「チューニング?俺がやってたことと言えば、お前と話してたことだけだ。まだ始めてもいない」

 そして暇になったタインは、サラワットのギターを借りて動画を撮り始めます。ところがやっぱり間違ったコードを弾くのです。サラワットも心配で仕方なく、また指をとって教えてあげます。

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またドギマギしてしまうタイン。

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S「これがコードCだ。覚えとけ」

T「ありがとう」

この「ありがとう」がジンときたのか、サラワットのこの表情。ま、無表情ですが(笑)

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そのうち、タインが動画撮影中にサラワットもチューニングを始めたため、タインのワガママが炸裂します。

T「俺が動画撮ってるだろ。なんで今やるんだよ。もっと前にやっとけよ。」

S「ギター欲しいのか、欲しくないのか?」

 さすがのサラワットもちょっとイラッ。

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 でもタインは「俺が終わるまで待って」と強引にサラワットの仕事の邪魔をします。おとなしく待っているサラワット。えらいぞ。

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録画終了後、「チューニングしろよ」の言葉にあきれるサラワットなのでした。

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しばらくしてタインが差し入れを買ってくると、サラワットが好きなドリンクを手渡されます。番組スポンサーのドリンクを上手に宣伝(笑)

S「おい、なんで俺がこれ好きだって知ってるんだ?」

T「もちろん知ってるよ、俺は「チームサラワットの妻」の会員…」

 と言いかけて口を閉ざすものの、サラワットには分かってしまいました。

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こいつ、俺のファンクラブに入ってるのか…。

S「お前も会員なのか?ん?俺の妻になりたいのか?」

ドギマギするタイン。

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T「お前の情報を得るためだよ」

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ふーん…。なぁんだ妻になりたいんじゃないのか。

チューニングが終わったのでタインにギターを渡そうとしますが、やっぱり気が変わってそのギターで動画を撮影し始めるサラワット。タインはベッドに寝転がってスマホをいじっていると…。

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サラワットが弾いているのが"Close"だと気づく。

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弾きたくないって言ってたのに、弾いてくれるんだね♥

この時から、スクラブの曲によってサラワットの心情が表現されるようになります。

"Close"  ※超意訳で支離滅裂

近すぎて何も言えなかった

近すぎて他の誰も目に入らなかった

近すぎて息もできないくらいだった

期待したくなるくらい二人の距離が近いよ

近いから、今僕たちは一緒にいるんだね

 

多分僕たちが偶然出会ったから

多分僕たちが偶然一緒にいるから

君はそんな気持ちになったことがなかったから

そして僕もそんな気持ちが分からないから

 

僕たちがあの日言葉を交わさなかったら

今の気持ちなんて分からなかっただろう

二人ともこの気持ちが何なのか知らなかったから

だから立ち止まることはないだろう?

出だしの様子は、エピソード1の出会いの場面ですかね?

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偶然出会った二人。サラワットは息もできず、他の誰も目に入らず、何も言えなかったわけです。ここで言葉を交わさなければ、何も始まりませんでした。サラワットはそれとなく、今一緒にいる奇跡と二人の仲がこれからも続くよう、気持ちを歌で表現したのでしょう。

サラワットが歌っている途中からタインも歌いだして、二人でいい雰囲気に。

f:id:swampfu:20200525204311p:plainf:id:swampfu:20200525204256p:plain  見つめ合う二人。

そしてサラワットが動画を撮影し終えると、自然と笑みが浮かぶタイン。

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サラワットに「なんで笑ってんだ?」と突っ込まれ、ドギマギ。

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「よかったから…」と感想を述べます。サラワットの反応は…不愛想。

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しかし絶対に喜んでいると見た!

撮影が終わったから帰っていいぞ、とタインに告げ、そしてこの一言。

「お菓子ありがとうな」

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人が買ったものは受け取らない主義のサラワットが、タインの買ったものなら受け取りました!こうやって人は変わっていくんですね。

そのまま別れるのかと思いきや、サラワットはタインを寮まで送ってあげています。当然車でしょうね。

T「新しい弦買ったら返すから」

S「んー…。なぁ、俺たちが付き合っているとして、こんな風に家に送ったらお前になんて言えばいいんだ?」

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なんだかとっても素直な顔つきのサラワット

T「あー、おやすみ、かな。」

サラワット、多分「おやすみ」とブツブツ唱えてイメージトレーニングしているのでしょう。かわいい♪

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T「何で訊くの?」

S「なんでもない、ただ訊いただけ」

T「心配するな、グリーンの前で俺を送ることはないよ」

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別にグリーンは関係ないんだけど…。

タインにお休みを言う気マンマンで「タイン!」と声をかけるものの…

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寮の友達が出てきて、言えなくなってしまいます。

タインに「何か言った?」と訊かれても、なんでもないとジェスチャーのみで帰っていきました。タイミング悪し!せつないサラワット!

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次回、エピソード3後半です。